新型「CX-5」はSUVの王道を極める、SDV化も進みアップデートでGeminiも利用可能:車両デザイン(2/3 ページ)
マツダは、新型クロスオーバーSUV「CX-5」の国内向け販売を開始する。「人馬一体の走り」と「魂動デザイン」をさらに磨き上げ、後席と荷室の拡大による居住性や使い勝手の向上に加え、Googleのサービスを利用できるインフォテインメントシステムの採用などで快適性を大幅に高めたことを特徴としている。
後席の室内空間と荷室の拡大でデイリーコンフォートを実現
新型CX-5で重視したデイリーコンフォートを代表する特徴が、2代目と比べて115mm延長したホイールベースに基づく後席の室内空間と荷室の拡大だろう。
後席の室内空間は、2代目と比べて膝前を46mm、頭上空間を20mm拡大することで居住性を向上した。また、開放的な視界と明るさを実現する、幅875mm×長さ1021mmの大型パノラマサンルーフを設定した。後席ドアは、乗り降りのしやすさ、チャイルドシートなどの乗せ降ろしのしやすさを高めるためドアの開口部を車両後方側に70mm広げた。
荷室も2代目と比べて奥行きを45mm拡大しており、後席乗車時でもベビーカーを縦置き収納できる荷室長となっている。荷室容量は466Lでスーツケースを4つ積み込めるという。さらに、荷室間口を18mm低くすることで、荷物の乗せ降ろしが容易になった。
なお、新型CX-5の外形寸法は、全長4690×全幅1860×全高1695mmでホイールベースは2815mm。2代目と比べて全長とホイールベースが115mm、全幅が15mm、全高が5mm大きくなっている。全長についてはミッドサイズSUVとしてかなりの大型化になったものの、拡大した115mmを後席ドア開口部拡大の70mmと荷室奥行き45mmに割り当てているところからも、新型CX-5ではデイリーコンフォートを重視していることがよく分かる。
タッチパネル式大型センターディスプレイで各種Googleサービスを利用できる
新世代価値として、コックピット中央に設置されたのがタッチパネル式大型センターディスプレイを用いたインフォテインメントシステムである。サイズは15.6インチもしくは12.9インチで、運転席や助手席からのアクセスも良く、後席からの視認性も高い。
ベースOSとしてAndroid Automotive OSを採用し、音声入力インタフェースとなるGoogleアシスタントや、カーナビゲーションに利用できるGoogle Mapなど各種Googleサービスを利用できるようになっている。サードパーティーアプリも利用可能だ。運転席からは静電ステアリングスイッチを使えば、音声入力やタッチ入力をすることなく操作できる。なお、キャリア通信機能をはじめさまざまなサービスが付帯するコネクテッドサービスは初年度無料とした。
ADAS(先進運転支援システム)では、ドライバーがアクセルペダルを離した時に減速アシストする「プロアクティブ・ドライビング・アシスト」や、自動車専用道路などで利用できる「渋滞時ハンズオフアシスト」「車線変更アシスト」などを初めて採用した。「ドライバー異常時対応システム(DEA)」の検知機能を強化し、考え事などで運転に集中していないドライバーの状態を知らせ、事故回避/被害低減を図る「ドライバー・モニタリング」を進化させた。
運転席の視認性については、高張力鋼板の採用によりAピラーを9mm細くしたことで視界が広がったという。大型センターディスプレイに表示する360度ビュー・モニターは、停車時やドアミラー格納時も車両側面を確認できるようになり、車両を透過した状態にする床下シースルービューも利用可能だ。
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