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24時間連続稼働を想定したファンレスの組み込み用コントローラーを発売:エッジコンピューティング
日立ケーイーシステムズは、Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSCに対応した組み込み用コントローラー「BP3」シリーズを発売した。薄型モデルとインタフェース拡張モデルの2種類を展開し、5年間の長期安定供給と修理対応を提供する。
日立ケーイーシステムズは2026年3月31日、Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSCに対応した組み込み用コントローラー「BP3」シリーズを発売した。製品発売から5年間の長期安定供給および修理対応を保証しており、設備の計画的な導入と長期運用を支援する。
本シリーズは、省電力プロセッサの採用によりファンレス機構となっており、デジタルサイネージや産業機器の制御、IoT(モノのインターネット)ゲートウェイなど幅広い用途に適応する。
ラインアップは、設置場所を選ばない薄型の「BP3-L」と、多画面出力に特化したインタフェース拡張モデルの「BP3-E」。BP3-Lは高さ24.3mmで、プロセッサにはIntel N97を採用した。BP3-EはAMD Ryzen Embedded R2314を搭載し、HDMIを4ポート備えることで最大4画面のマルチモニター出力に対応する。いずれも0〜50℃までの広い動作温度範囲を確保しており、過酷な環境下での使用が可能だ。
また、24時間連続稼働を想定した高信頼設計が施されている。ファンレス構造により、粉じんの多い環境でも吸気による故障リスクを低減できる。さらに、電源復旧時にシステムが自動起動する機能を備えており、無人運用にも対応する。
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