検索
連載

イチから全部作ってみよう(31)SQLを操作して実際にデータベースを作ってみる山浦恒央の“くみこみ”な話(200)(2/4 ページ)

ソフトウェア開発の全工程を学ぶ新シリーズ「イチから全部作ってみよう」。第31回は、SQLの操作方法の解説をもう一歩進めた上で、実際にワインの商品データベースを作ってみる。

Share
Tweet
LINE
Hatena

4.レコードを修正する(UPDATE文)

4.1 UPDATE文

 一度登録したデータの内容を変更するときは、UPDATE文を使用します。例えば、商品の価格改定や、入荷に伴う在庫数を更新する場合です(図1)。

図1
図1 UPDATE文の実行イメージ[クリックで拡大]

 UPDATE文を使ってみましょう。現在登録しているデータを下記に変更します。

  • 価格35,000円に変更する
  • 在庫数を10本に変更する
UPDATE Product SET price = 35000, stock=10;

 SELECT文で、正しく修正できているか確認します。

SELECT * FROM Product;
1|シャトーマルゴー|1999|35000|10
2|ミラヴァル|2010|35000|10

 全ての商品の価格と在庫が変更できましたね。なお、個別のレコードを修正する場合は、WHEREと組み合わせて更新対象を限定する必要があります。

4.2 UPDATE文の構文

 UPDATE文は、次のようなコマンドです。

UPDATE テーブル名

 指定したテーブル名を更新します。

SET カラム名 = 値

 どの列を、どんな値に書き換えるかを指定します。カンマ(,)で区切れば、複数の項目を一度に書き換えることも可能です。

4.3 データの削除

4.3.1 DELETE文

 間違った商品を登録したので、レコードを削除したい場合は、DELETE文を使用します(図2)。

図2
図2 DELETE文の実行イメージ[クリックで拡大]
DELETE FROM Product WHERE id = 1;

 これでレコードは削除できますが、WHEREで条件を指定しないと、無情にもテーブル内の全てのレコードを削除してしまいます。

4.3.2 DELETEの構文

 DELETE文は、次のようなコマンドです。

  • DELETE FROM テーブル名 WHERE句
  • 指定したレコードを削除する

4.4 テーブルの削除

4.4.1 DROP文

 テーブルごと削除する場合は、DROP文を使用します(図3)。

図3
図3 DROP文の実行イメージ[クリックで拡大]

 DELETE文では、レコードは削除できても、テーブル自体は削除できませんでした。DROP文は、テーブルごと削除できます。

DROP TABLE Product;

4.4.2 DROP文の構文

 DROPは、次のような構文です。

  • DROP TABLE テーブル名
  • 指定したテーブルを削除する

 これで、基本構文の解説は一通り完了しました。次は、例題を使って練習してみましょう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る