連載
加工不備や配線不良、バッテリー不具合、熱問題 品質課題が顕在化した1月のリコール:リコール製品情報まとめ(2026年1月版)(2/2 ページ)
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2026年1月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
防災用LEDシーリングライトで発煙/発火の可能性
ホタルクスは2026年1月15日、「防災用LEDシーリングライト」7機種(販売期間:2021年9月〜2025年8月)において、本体に内蔵された非常点灯用バッテリーから発煙/発火する恐れがあるとし、事故を未然に防ぐためリコールを発表した。対象台数は合計6885台。回収後、代品(防災機能なしLEDシーリングライト)への交換および防災機能(非常点灯機能)相当額の返金で対応する。
対象製品(型番)とそれぞれの販売期間および対象台数は以下の通りである。型番は照明器具のカバーを外し、本体に貼付された器具ラベルから確認できる。型番末尾に「R」の記載があるものも自主回収の対象となる。
| 製品名 | 機種コード | 機種(型番) | JANコード | 販売期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 防災用LEDシーリングライト | 6434417 | WLDC08Q001 | 4904323789078 | 2021年9月〜2024年11月 | 338台 |
| 6434418 | HLDC08Q02E | 4904323789085 | 2021年11月〜2022年11月 | 1356台 | |
| 6434419 | SLDC08Q003 | 4904323789092 | 2021年12月〜2025年8月 | 2922台 | |
| 6434437 | HLDC08Q013 | 4904323781805 | 2023年2月〜2025年7月 | 1496台 | |
| 6434438 | HLDC06Q013 | 4904323781812 | 2023年4月〜2025年7月 | 302台 | |
| 6434539 | HLDC06Q02E | 4904323782857 | 2023年7月〜2025年7月 | 166台 | |
| 6434541 | SLDC06Q003 | 4904323781843 | 2023年6月〜2025年7月 | 305台 | |
| リコール製品の概要 | |||||
また、付属のリモコンおよび停電検知送信機による確認も呼び掛けている。リモコンの型番が「N-4087」、停電検知送信機の型式が「N-4088-Q」の製品も自主回収の対象だという。
キーボード付きタブレット端末ケースが発熱/溶融
アサヒリサーチは2026年1月15日、タブレット端末用ケース「Type-C接続式キーボード付きタブレットケース」3機種(販売期間:2025年4〜9月)において、製造工程および構造上の不備により、タブレット端末に装着して使用した際に発熱し、ケース側が溶融する可能性があるとしてリコールを発表した。対象台数は合計4万415台。いずれも回収および交換で対応する。電話および電子メールでリコールに関する問い合わせを受け付けている。
対象製品(型番)とそれぞれの販売期間および対象台数は以下の通りだ。
| 製品名 | 品番 | JAN(EAN)コード | 販売期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| Type-C接続式キーボード付きタブレットケース | FIT-758 | 4571352886469 | 2025年8〜9月 | 2万9764台 |
| CWK-107O | 4571352886094 | 2025年8〜9月 | 9015台 | |
| CWK-107S | 4571352886087 | 2025年4〜9月 | 1636台 | |
| リコール製品の概要 | ||||
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ボルト破損や意図しない動作など、電動アシスト自転車のリコールが続いた12月
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2025年12月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
シーリングファンで合計2万台リコール ただし、安全設計により落下事故はゼロ
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2025年11月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
ユーザーに危害を加えない設計をしていますか?
連載「ベンチャーが越えられない製品化の5つのハードル」では、「オリジナルの製品を作りたい」「斬新なアイデアを形にしたい」と考え、製品化を目指す際に、絶対に押さえておかなければならないポイントについて解説する。連載第3回は、製品の設計に欠かせない考え方である設計品質のうち「安全性」を取り上げる。
「熱ってどういうもの?」の基本を押さえよう
小型化・高性能化が進む電気製品。製品開発の現場でポイントになるのが「熱」の問題だ。熱とはナンなのか? 熱についての基本を学んでみよう。
リチウムイオン電池で発熱や発火が起きる要因を整理しよう
小型電子機器やモバイルバッテリーの発火事故、ごみ収集車や集積場の火災、電気自動車からの出火など、リチウムイオン電池の普及に伴い、それに起因する発火・炎上はたびたび問題となっています。発熱、発火、爆発といった事故は用途を問わず大きな問題となりかねない事象です。今回は「リチウムイオン電池の異常発熱問題」について解説していきたいと思います。
製品の熱設計、その方法で大丈夫ですか?
熱が製品開発に与える影響とは何か? ハードウェアに携わるエンジニアだけではなく、ソフト開発者も知っておきたい熱設計の本質を探る。

