日産の追浜工場閉鎖は本当にあり得るのか
2024年末からの日産自動車を取り巻く報道はあたかも激流下りのようでした。2024年11月の2024年度第2四半期決算で発表した大幅な減益と通期業績見通しの大幅な下方修正を起点に、同年12月末には2024年3月に協業検討を発表していたホンダとの間で共同持株会社設立による両社の経営統合の基本合意書を締結しました。
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日産自動車は2024年度の決算を発表した。日産が追浜に衝突実験場を増設、厚木の開発拠点と合計3カ所の体制に
日産自動車はこのほど、追浜プルービンググラウンド(神奈川県横須賀市)で新たな衝突安全実験場を稼働させた。電動車の開発で衝突実験による計測や評価が増加していることに対応する。衝突安全実験場が3カ所となることで、実験実施能力(回数)は1.6倍に増える。経営統合に至らなかった日産ホンダ、戦略的パートナーシップは維持
日産自動車とホンダは両社の経営統合に向けた検討に関する基本合意書を解約した。これに伴い、三菱自動車を含めた3社間での協業形態の検討も覚書を解約した。日産ホンダの検討事項は協業から経営統合へ、ただし「自立」が前提
日産自動車とホンダは共同持株会社設立による両社の経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結した。2024年度の営業利益は7割減の見通し、日産が事業改善を急ぐ
日産自動車は2025年3月期第2四半期の決算を発表した。