トヨタは2年連続2桁減益でトランプ関税もあるのになぜ泰然自若としているのか
トヨタ自動車が5月8日、2024年度連結業績と2025年度連結業績の見通しを発表しました。売上高は2024年度が6.5%増、2025年度見通しが1.0%増と増収ですが、営業利益は2024年度が10.4%減、2025年度見通しが20.8%減で2年連続の2桁減益を計上することになります。
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2025年度も減益予想のトヨタ、先を見通せずとも「軸をぶらさずじたばたしない」
トヨタ自動車は、2024年度(2025年3月期)連結業績に加えて、2025年度の業績見通しと重点取り組みについて説明した。マツダは2025年度の業績見通しが「未定」、販売は前年度並みを維持
マツダは2024年度の決算を発表した。売上高は前年度比4.0%増の5兆188億円、営業利益は同25.7%減の1861億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が同45.1%減の1140億円だった。パナソニックHDは構造改革で国内外1万人削減、関税影響は米国生産で780億円に抑制
パナソニックHDは、2025年3月期(2024年度)の連結業績を発表するとともに、グループ経営改革の進捗状況について説明した。事業撤退や縮小、拠点の統廃合なども含め、グローバルで1万人の人員削減を行い、2026年度までに1500億円の構造改革効果を実現する。日立は新中計で2027年度の利益率15%も視野、長期ではLumada事業比率を8割に
日立製作所は、2024年度連結業績と2025〜2027年度の中期経営計画「Inspire 2027」について説明。新中計となる「Inspire 2027」の財務KPIでは、売上高の年平均成長率は2024中計と同等の7〜9%を維持しつつ、Adjusted EBITA率で13〜15%を目指す。三菱電機の2024年度業績は過去最高、トランプ関税は最大700億円強の損失見込む
三菱電機の2025年3月期連結決算は、売上高、営業利益、当期純利益など主要項目で過去最高を更新する好結果となった。