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「空飛ぶクルマ」を活用した新たな観光体験創出に向けた連携協定締結:モビリティサービス
JTBは、SkyDriveが開発する「空飛ぶクルマ」を活用した新たな観光体験を創り出し、地域への導入支援を目的として、同社と連携協定を締結した。空飛ぶクルマの実装化に貢献する。
JTBは2024年12月2日、SkyDriveが開発する「空飛ぶクルマ」を活用した新たな観光体験を創り出し、地域への導入支援を目的として、同社と連携協定を締結したと発表した。空飛ぶクルマの実装化に貢献する。
同連携により、次世代モビリティとして注目を集める「空飛ぶクルマ」の実装化に向けて、SkyDriveが保有する「空飛ぶクルマ」の開発に関わるノウハウやデータ、JTBが持つ商品企画力や全国ネットワークを活用して、空を利用した効率的な観光地巡りなどの新たな観光体験を創り出し、企業や自治体を通して地域への導入を促進させ、地域活性化を進めたい考えだ。
連携協定の主な内容は、「空飛ぶクルマ」の実装化による地域のより良いまちづくりへの取り組みの支援、日本国内での空飛ぶクルマ事業のビジネスモデル構築や、「空飛ぶクルマ」を使った付加価値の高い商品の開発(訪日インバウンド含む)や新たな観光体験の創出となる。
今後、両社は、将来的な空飛ぶクルマ事業成立のためのマーケティング、その事業を行う地域の選定、空飛ぶクルマの事業モデル構想、自治体の社会受容促進と実装支援、企業の空飛ぶクルマ事業参画への助言に関して詳細を検討していく。
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