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視覚でどう訴える? 製造業のマーケティングで有効なビジュアルコンテンツ活用間違いだらけの製造業デジタルマーケティング(20)(4/5 ページ)

コロナ禍で製造業のマーケティング手法もデジタルシフトが加速した。だが、業界の事情に合わせたデジタルマーケティングを実践できている企業はそう多くない。本連載では「製造業のための正しいデジタルマーケティング知識」を伝えていく。第20回のテーマは「ビジュアルコンテンツの重要性」だ。

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動画

 動画はビジュアルコンテンツの中でも最も強力な手段の1つで、製品の使用方法や動作の仕組みをリアルタイムで伝えられる。特に動きのあるものや動作手順を説明する際には、動画は非常に効果的である。また、音声や音楽を加えると視覚だけでなく聴覚にも訴求できるようになりより多くの情報を短時間で伝えることが可能になる。

[クリックして再生] 出所:テクノポート

実物の写真

 写真は、製品の具体的なイメージを顧客に伝えるために欠かせない要素である。実際の製品やプロジェクトの写真を使用すれば、顧客はよりリアルなイメージを持ち、製品やサービスに対する信頼感を高める。また、製品の質感や細部までを視覚的に確認できるため、特にB2B製造業では顧客の購買決定に大きな影響を与えられるようになる。

実物の写真は技術力をイメージしやすくする
実物の写真は技術力をイメージしやすくする[クリックして拡大] 出所:★★

3Dモデル

 3Dモデルは、製品の内部構造や複雑なデザインを詳細に表現できる強力な手段である。顧客は3Dモデルによって製品をあらゆる角度から確認でき、製品の構造や機能をより深く理解できるようになる。特に製品が大型であったり、内部構造が複雑だったりする場合、3Dモデルを使用すれば図や写真で伝えづらい部分でも正確に伝えられる。

3Dモデルは製品内の複雑な機構や構造も再現できる
3Dモデルは製品内の複雑な機構や構造も再現できる[クリックして拡大] 出所:Adobe Stock

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