3Dプリンタと造形品質を向上させるオプション機能の販売／導入サポートを開始：3Dプリンタニュース

SOLIZEは、日本HPの3Dプリンタ「HP Jet Fusion 5620」と、造形品質を向上させるオプション機能「Process Developmentパッケージ」の販売と装置導入サポートを開始した。装置検討用ベンチマークの受け付けも開始する。

[MONOist]

　SOLIZEは2024年10月16日、日本HPの3Dプリンタ「HP Jet Fusion 5620」と、造形品質を向上させるオプション機能「Process Developmentパッケージ」について、販売と装置導入サポートを開始した。

　HP Jet Fusion 5620は、最終製品に対する3Dプリント品の適用に向けて、再現性と信頼性を高めている。従来機と比べて改善した点は、新しいプリントモードの搭載、

造形精度や歩留まり率の向上の他、造形バッチ間のバラつきを抑えて、運用コストを削減している。また、自動でビルドユニットを交換できるオプションを追加できるため、作業の効率化も図れる。

　Process Developmentパッケージは、国内では初めての導入事例となる。HP Jet Fusion 5600シリーズ 3Dプリンティングソリューションの造形パラメータ設定をさらにカスタマイズできるため、顧客の最終製品要求に応じた設定が可能となり、「HP Multi Jet Fusion テクノロジー」による生産システムをより最適化する。

　さらに同社は、同社の豊田工場にHP Jet Fusion 5620と同オプション機能を導入した。2024年12月から、最終製品に対して3Dプリンタの適用を拡大するための検証や製作支援、装置検討用ベンチマークの受け付けを開始する。

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