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2024年度グッドデザイン賞、金賞には半導体製造装置や自動倉庫ソリューションも:デザインの力(3/6 ページ)
日本デザイン振興会は「2024年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表した。2024年度は「勇気と有機のあるデザイン」をテーマに掲げ、全5773件の審査対象の中から、1579件をグッドデザイン賞に選出。大賞候補となる20件の「グッドデザイン金賞」についても紹介した。
ラップトップPC「ASUS Zenbook Duo(2024)」
デュアル14型有機ELタッチスクリーン、取り外し可能なフルサイズキーボード、内蔵キックスタンドを備えたラップトップPC。効率性とマルチスクリーンの汎用(はんよう)性を兼ね備え、重さ1.35kg(キーボード含まず)と携帯性にも優れている。さまざまなシーンでのモバイルマルチタスクがスムーズに行えるという。
ナノインプリント半導体製造装置「FPA-1200NZ2C」
ナノインプリント技術を使用した半導体製造装置。回路パターンを刻み込んだマスクをハンコのように押し付けてパターンを形成するため高出力の光源が不要で、製造プロセスの消費電力を従来比約90%削減できる。
半導体製造装置「Adastra」
ナノレベルの薄膜生成技術を小型省スペース/省エネルギーで実現した半導体製造装置。多種多様な材料成膜へ対応するモジュール化、再設計されたワークフローと作業動線により、身体および学習負荷の少ない作業を実現する。
1.5T(テスラ)超電導MRIシステム「ECHELON Smart ZeroHelium」
液体ヘリウムを使わない1.5T超電導MRIシステムで、液体ヘリウムが入手困難になったとしても安定稼働できる。専用の冷却機構を持った新規開発マグネットと磁場コントロールシステムを採用する。院内スタッフのみで消磁、励磁が可能。
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