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「日本は現金/預金が多い」は本当か 企業と家計の金融資産を調べようイチから分かる! 楽しく学ぶ経済の話(11)(2/5 ページ)

勉強した方がトクなのは分かるけど、なんだか難しそうでつい敬遠してしまう「経済」の話。モノづくりに関わる人が知っておきたい経済の仕組みについて、小川さん、古川さんと一緒にやさしく、詳しく学んでいきましょう!

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家計の金融資産/負債残高

まずは家計の金融資産/負債残高です。


図4:米国の金融資産/負債残高、家計/対家計民間非営利団体
図4:米国の金融資産/負債残高、家計/対家計民間非営利団体[クリックして拡大]
図5:ドイツの金融資産/負債残高、家計/対家計民間非営利団体
図5:ドイツの金融資産/負債残高、家計/対家計民間非営利団体[クリックして拡大]
図6:フランスの金融資産/負債残高、家計/対家計民間非営利団体
図6:フランスの金融資産/負債残高、家計/対家計民間非営利団体[クリックして拡大]

各国とも似たような感じですが、よく見ると米国は株式(持分/投資信託受益証券)を多く持っていて、現金/預金が少ないですね。


そうですね。米国と日本は現金/預金と株式の保有割合が対照的です。一方でドイツとフランスは、年金/保険/定型保証も合わせて3項目がバランスよく保有されています。


なるほど、株式は新株発行による価値の増加だけでなく、株価の値上がりでも増えますね。


おっしゃる通りです。米国の家計は積極的に株式投資を行っている様子が分かりますね。続いて、企業についても見てみましょう。


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