システムクリエイト、最新3DプリンタによるSLA大型造形サービスを開始:3Dプリンタニュース
システムクリエイトは、Vistar Industriesの3Dプリンタ「ProtoFab SLA-DLC」シリーズを用いた受託造形サービスを開始した。最新モデルの「SLA600EX-DLC」を2台導入し、SLA大型造形サービスを提供する。
システムクリエイトは2024年5月22日、Vistar Industriesの3Dプリンタ「ProtoFab SLA-DLC」シリーズを用いた受託造形サービスを開始した。最新モデルの「SLA600EX-DLC」を2台導入し、SLA大型造形サービスを提供する。
ProtoFab SLAは、Dynamic Laser Control(レーザー可変制御)技術を採用。レーザー発振器のダイオード励起個体レーザー「Nd:YV04」により、最大限に造形速度と造形品質を引き出す。また、レーザー走査制御部には、ScanLab製の「basiCube 10 ガルバノスキャナー」を搭載する。
造形データ作成ソフトウェアは「Voxeldance」を使用。ラティスハニカム構造化により、強度の維持と軽量化を両立し、無駄なコストを削減する。受託造形サービスでは、プロジェクトに合わせたサポートを提供。3DスキャナーやCTスキャナーを使用した3Dデータ作成サービスや、2次元図からのモデリングにも対応する。
最大造形サイズは600×600×400mm、積層ピッチは0.075〜0.125mm、Z軸繰り返し位置決め精度は±0.01mm。寸法再現性は部品サイズ100mm未満で誤差±0.1mm、部品サイズ100mm以上で±0.1%×Lとなっている。レジンは、Formula L1 PhotoreactiveResinを使用する。
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