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保育園に入園して半年以内に、78%の親が「月に1回以上」の呼び出しを経験キャリアニュース(2/2 ページ)

XTalentが「保育園の呼び出しの実態」についてのアンケート調査結果を発表した。入園して半年以内に、78%が「月に1回以上」の呼び出しを経験し、46%がフルで仕事ができない日が「月に5日以上」あったと答えた。

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 また、入園して3カ月〜半年以内で、1カ月当たりどのくらいフルで仕事ができない日があったかを尋ねた。「0〜4日」が53.6%、「5〜9日」が34.2%、「10日以上」は12.2%となった。フルで仕事ができない日が「月に5日以上」あったと46.4%が回答している。

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入園して3カ月〜半年以内で、1カ月当たりどのくらいフルで仕事ができない日があったか[クリックで拡大] 出所:withwork
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入園して3カ月〜半年以内で、1カ月当たりどのくらいフルで仕事ができない日があったか(入園時の年齢別)[クリックで拡大] 出所:withwork

 「呼び出し回数が多かった時期」のトップ3は、1位が「冬(12〜2月)」(50.7%)、2位が「入園して間もない時」(44.4%)、3位「夏(6〜8月)」(35.9%)だった。子どもの年齢によっては「夏」が最多の場合もあり、1年を通して呼び出しが発生している。

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呼び出し回数が多かった時期[クリックで拡大] 出所:withwork
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呼び出し回数が多かった時期(入園時の年齢別)[クリックで拡大] 出所:withwork

 呼び出し理由を尋ねたところ、「1番目に多かった呼び出し理由」は「発熱」(94.1%)だった。「2番目に多かった呼び出し理由」は「嘔吐(おうと)、下痢」(48.2%)が最多となっている。

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多かった呼び出し理由[クリックで拡大] 出所:withwork

 「一番辛かったエピソード」には、「出産3カ月後に復帰したが、しばらくはすぐに発熱して夫婦で交代で早退していた」「入園から7月くらいまで毎月10日ほどしか登園できなかった」「家族全員体調が悪く、近くに親族や頼れる人もいない中で子どもの面倒を見なければいけなかった」などが挙がっている。

お迎えの分担は「母10割」が最多

 続いて、「呼び出し回数が減り始めた年齢」を尋ねたところ、「2歳」(36%)が最も多かった。

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呼び出し回数が減り始めた年齢[クリックで拡大] 出所:withwork
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呼び出し回数が減り始めた年齢(入園時の年齢が「1歳以下」)[クリックで拡大] 出所:withwork

 また、呼び出しに対するお迎えについて、祖父母などのサポートはあったかと尋ねたところ、78%があったと回答した。

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呼び出しに対するお迎えについて、祖父母などのサポートはあったか[クリックで拡大] 出所:withwork

 祖父母などのサポートがなかったと回答した人に「父母間のお迎えの分担割合」を尋ねたところ、最も多かったのは「母10割」(32.2%)だった。次いで「母9割:父1割」(18.1%)、「母8割:父2割」(13.4%)となっている。父母間のお迎え分担では、母側に負担が偏っていることが分かった。

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父母間のお迎えの分担割合[クリックで拡大] 出所:withwork

 最後に、急な呼び出しへの対応策として取り組んで良かったことを尋ねた。「事前に、上司や同僚の理解を得ておく」が最も多く、74.8%を占めた。

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急な呼び出しへの対応策として、取り組んで良かったこと[クリックで拡大] 出所:withwork

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