試作から最終製品までの用途で使える産業用3Dプリンタ「Factor 4」の販売を開始：3Dプリンタニュース
Bruleは、UltiMakerの産業用3Dプリンタ「Factor 4」の販売を開始した。造形のばらつきを抑え、試作から最終製品までの用途で使用できる精度を備える。
Bruleは2024年4月23日、総代理店を務めるUltiMaker初となる産業用3Dプリンタ「Factor 4」の販売を開始した。工業用のサポート材の使用やオンボードプリントプロセスレポートを採用し、造形のばらつきを抑え、試作から最終製品までの用途で使用できる精度を備える。
補助部品の小ロット生産にも対応し、エクストルージョン速度と造形のばらつきは10％未満に抑えた。材料は、耐熱性複合材UltiMaker PPS-CF、TPU 95A〜TPU 70Aに対応する。
330×240mmのフレキシブルビルドプレートにより、1mm単位での3Dプリントが可能だ。また、PPS CF、PET CF、タフPLA、PETGを使用して、プリンタの全ビルドサイズで公称長さ±0.2mm、または±0.2％以内の寸法精度を実証。さらに、複雑な形状や複数材料部品のための高速デュアルプリント機能を搭載する。
温度は、HTプリントコアを使用して最高340℃まで上昇する。密閉されたビルドボリューム内の温度も最高70℃まで、加熱ベッドは最高120℃まで制御する。
Hブリッジガントリーとダイレクトドライブエクストルージョンプリントヘッドの組み合わせを採用し、位置精度±0.2mm、UltiMaker検証済み材料で公称長さの±0.2％を達成した。内部チャンバーは、RHが10％以下に保たれ、連続プリントに対応する。
ソフトウェアは、UltiMaker CuraとDigital Factoryを採用する。ダウンタイムなしで、複数のプリンタで複数の印刷を処理できる。
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