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クラウドベース組み込みシステム設計基盤の対応デバイスを追加し、機能を拡張組み込み開発ニュース

ルネサス エレクトロニクスは、クラウドベースの組み込みシステム設計プラットフォーム「クイックコネクトスタジオ」で使用できるデバイスを追加し、機能を拡張した。

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 ルネサス エレクトロニクスは2024年4月10日、クラウドベースの組み込みシステム設計プラットフォーム「クイックコネクトスタジオ」で使用できるデバイスを追加し、機能を拡張したと発表した。ソフトウェアのカスタマイズや、遠隔でのデバッグが可能になった。

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「クイックコネクトスタジオ」の使用イメージ[クリックで拡大] 出所:ルネサス エレクトロニクス

 クイックコネクトスタジオは、クラウド上でデバイスやサブシステムのブロックをドラッグおよびドロップするだけで、視覚的にシステムを構築できる。

 今回のデバイス追加で、全ての「RA」マイコンのボードが使用可能になり、ワイヤレスモジュールやセンサーとの接続ができるようになった。ams OSRAMやTDK、Arducamなど、パートナー企業のデバイスも追加され、同社のマイコンとパートナー企業のボードを組み合わせた350種以上のシステム構築がサポートされる。

 また、ユーザーはクイックコネクトスタジオで自動生成したコードを、ブラウザ上でリアルタイムにカスタマイズできるようになった。リモートでボードを扱えるため、手元にボードがなくてもソフトウェアの動作検証ができる。システムのハードウェア設計とソフトウェア開発を同時に進めることで、PoC(概念実証セット)開発やプロトタイプ開発の大幅な時間短縮が可能になる。

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