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非接触で高精度なミツトヨのインラインレーザー測定システム:FAニュース
ミツトヨは、レーザースキャンマイクロメーター「LSM-02-A」「LSM-30-A」を発売した。インライン測定に特化したマイクロメーターで、円筒形状の外径や振れなどを高精度に非接触で測定できる。
ミツトヨは2023年8月1日、レーザースキャンマイクロメーター「LSM-A」シリーズとして、「LSM-02-A」「LSM-30-A」を発売した。
LSM-Aシリーズは、インライン測定に特化したシステムで、円筒形状の外径や振れなどを高精度に非接触で測定できる。コントローラー部を小型化し、外部機器との通信用に多様なインタフェースユニットを用意。制御装置に簡単に組み込めるため、測定データを生産現場から管理サーバにつなぎやすくなった。また、測定部の耐環境性を高めて、保護等級IP67としている。
LSM-02-Aは、φ1mmで±0.015μmの繰り返し精度(2σ)、±0.3μmの直線性を保証。SM-30-Aは、φ10mmで±0.06μmの繰り返し精度(2σ)と±1.0μmの直線性を保証する。両機種とも、レーザー走査回数は1秒に3200回、レーザー波長(可視光)は650nmだ。またLSM-02-Aは、極細線測定モードを搭載しており、φ5μmを高精度に測定できる。
コントローラーは小型、薄型の「LSM-CU-A」を採用。奥行きはケーブルを含めて100mmで、縦方向への設置にも対応する。通信規格として、EtherNet/IP、PROFINET、EtherCAT、CC-Link IE TSNの4種類を用意しており、コントローラーへ装着するため、レイアウトを変更せずに追加できる。
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