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クラウド型回路シミュレーターと部品情報データベースを提供開始組み込み開発ニュース

アールエスコンポーネンツは、電子設計技術者向けポータルサイト「DesignSpark」で、設計サポートツール「DesignSpark回路シミュレーター」と「DesignSpark部品情報データベース」の提供を開始する。

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 アールエスコンポーネンツは2023年8月8日より、電子設計技術者向けのポータルサイト「DesignSpark」にて、商用利用可能な設計サポートツール「DesignSpark回路シミュレーター」と「DesignSpark部品情報データベース」を無料で提供開始すると発表した。

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サービスのイメージ 出所:アールエスコンポーネンツ

 DesignSpark回路シミュレーターは、Windows、macOS、LinuxOSといったOSのPCやAndroidタブレットなどのマルチデバイス上で使用可能なクラウド型回路解析ツールで、Siemens Digital Industries Softwareと共同開発した。アナログ、デジタル、ミックスドシグナルの回路解析や熱解析に対応し、高速のクラウドエンジンの活用により、非力なPCやデバイス上でも速やかに解析演算ができる。数百の電子部品モデルを初期状態で搭載するほか、SPICEやVHDL-AMSをインポートしてモデル追加も可能だ。

 DesignSpark部品情報データベースは、電子部品の各種情報を検索できるツールで、Accurisと共同で開発。プランにより異なるが、最新データシートやPCN/EOL文書、生産ステータス、供給リスク、REACH/RoHS対応状況、有害物質情報、代替品、CADモデルなど、40種類以上の部品情報を検索できる。

 この2サービスを含め、DesignSparkのサービスは全てサブスクリプション制となっている。無料のEXPLORERプラン、月額1600円のCREATORプラン、月額2400円のENGINEERプランの3段階がある。EXPLORERプランであれば、全サービスの該当機能を無料で商用利用でき、その他のプランでは無料プランに加えてより高度な機能を利用できる。

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