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一般社員の91%が「社長になりたくない」、責任の重さが不安要素:キャリアニュース(1/3 ページ)
ビジネスコーチが「昇進、昇格」についての調査結果を発表した。一般社員の91%が「社長になりたくない」と回答し、将来社長になるとした場合の不安要素として「責任の重さ」を挙げた。
ビジネスコーチは2023年7月27日、「昇進、昇格」についての調査結果を発表した。同調査は、従業員数500人以上の企業に勤める20歳以上の一般社員(役職なし、主任、係長)と管理職以上(課長、部長、本部長、社長)を対象とし、一般社員500人、管理職以上566人の合計1066人から回答を得た。
初めに、一般社員に管理職になりたいか尋ねたところ、「なりたくない」が79.6%を占めた。管理職になりたくない理由は、「責任が重い」「仕事量に(給与が)見合わない」「板挟みになるから」などが目立った。
次に、一般社員と管理職に「社長になりたいか」尋ねた。その結果、一般社員の91.4%が「なりたくない」と回答。管理職は87.6%が「なりたくない」と回答している。社長になりたくない理由は「責任が重過ぎる」が多く、次いで「興味がない」「大変そう」となっている。
一般社員の回答を男女別で見ると、管理職に「なりたくない」と回答した人は男性が76.7%、女性が83.4%で、社長に「なりたくない」と回答した人は、男性が88.0%、女性は95.9%だった。
一般社員に「将来、管理職になるとした場合の不安要素」を尋ねたところ、「責任の重さに耐えられるか」と「ワークライフバランスを保てるか」が最も多かった(同率23.8%)。
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