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画像処理用LED照明コントローラーに出力電圧DC12、24V両対応タイプを追加:FAニュース
オプテックス・エフエーは、画像処理用LED照明コントローラー「OPPX」シリーズに、出力電圧DC12、24V対応の2機種を追加した。出力電圧12Vを2ch、24Vを2chずつ用意している。
オプテックス・エフエーは2023年6月19日、画像処理用LED照明コントローラー「OPPX」シリーズに、出力電圧DC12、24V対応の「OPPX-1601224P4」「OPPX-1601224E4」をラインアップに加え、発売した。国内の年間販売目標は1000台としている。
Pはイーサネット通信非対応、Eはイーサネット通信に対応しており、上位PLCとの接続をイーサネット通信に統一できる。出力電圧12Vを2ch、24Vを2chずつ用意。DC12Vの出力は1chあたり最大30W、DC24Vの出力は1chあたり最大50Wで、チャンネルの最大容量は160Wとなる。
調光方式は、汎用照明で利用される「PWM調光」、ライン照明に最適な「定電圧調光」、高輝度発光できる「ストロボオーバードライブ」に対応し、1台でさまざまな検査用途に使用可能だ。最大4台の連結に対応し、計16チャンネルの照明を制御できる。12V出力は赤色の新型コネクターを採用しており、誤接続を防止する。
OPPXシリーズは、他社製の照明も接続でき、コントローラーを統一可能だ。全機種に「FALUX sensing +(ファルクスセンシングプラス)」を搭載。対応照明を接続すると、累積点灯時間などの照明ごとに異なる個体情報を参照できる。
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