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外観検査や異物混入検査のAI画像検査ソフトウェアを無償公開、検査装置の開発促進:製造現場向けAI技術
AIロボティクスは、オープンソースソフトウェアとして、工場での外観検査や異物混入検査を自動化するAI画像検査ソフトウェアの提供を開始した。製造業やシステム開発会社に対し、ソースコードを無償で提供する。
AIロボティクスは2023年6月14日、オープンソースソフトウェア(OSS)として、AI(人工知能)画像検査ソフトウェアの提供を開始した。工場での外観検査と異物混入検査を自動化するもので、製造業やシステム開発会社へソースコードを無償で提供する。
公開したソースコードは、商用利用、改変、再頒布も可能だ。システム開発会社は、ソースコードを活用してソフトウェアをカスタマイズし、自社製品として顧客に提供できる。新規の検査システムの開発工数を削減でき、検査システムを低価格で提供可能になる。
AI画像検査ソフトウェアは、GPUがない一般的なPCとウェブカメラで動作する。画面操作のみで検査に使用するAIモデルを作成しており、全工程でプログラミングの必要がない。AIモデルをノーコードで作成、利用できる。
また、グレースケール化、エッジ抽出など、10種類以上の画像処理を用意する。これらを自由に組み合わせ、画像の前処理を独自に設定することも可能だ。複数のカメラを使用すれば、対象物の上面と側面を同時に検査できる。複数のAIモデルにより、1つのカメラ画像を同時に検査することも可能だ。
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