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エレクトロニクス3Dプリンタを活用した新ソリューション創出に向け協業：3Dプリンタニュース
FUJIは、アディティブエレクトロニクスの普及のため、J.A.M.E.Sとパートナーシップを締結した。J.A.M.E.S.のネットワークを通じ、エレクトロニクス3Dプリンタ「FPM-Trinity」を活用した新ソリューションの創出を目指す。
FUJIは2023年5月30日、アディティブエレクトロニクスの普及を促進するため、J.A.M.E.Sとパートナーシップを締結したと発表した。J.A.M.E.S.のネットワークを通じて情報を取得し、同社の製品価値の向上と事業戦略への反映を図る。
FUJIは、基板の樹脂造形、回路形成、部品実装の複合機能を備えるエレクトロニクス3Dプリンタ「FPM-Trinity」の開発企業だ。CADの設計データを用いるデジタル印刷工法のため、マスクなどの治具を使わず、データ投入から1日で製造が完了する。材料のロスや廃液を最小化する先進的かつサステナブルな同工法を、エレクトロニクスに応用したAME（アディティブマニュファクチャリングエレクトロニクス）への注目が高まっている。
AMEの開発を推進するために設立されたJ.A.M.E.Sは、関連メーカーやユーザーが集い、組織の垣根を超えた連携や知見を相互に共有できる共同コミュニティーを運営する。J.A.M.E.Sとのパートナー契約により、FPM-Trinityを活用した新たなソリューションを創出し、エレクトロニクス業界におけるAMEの普及を図る。
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