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AI機能を搭載した3Dプリント造形シミュレーションサービスを無償提供:3Dプリンタニュース
オリックス・レンテックは、AI機能を搭載した3Dプリントの造形シミュレーションサービス「3D-FABs」の無償提供を開始した。AIが最適な造形の提案や造形の可否判定をし、3Dプリントに必要な造形パターンを発見する他、概算費用を確認できる。
オリックス・レンテックは2023年5月23日、AI(人工知能)機能を搭載した3Dプリントの造形シミュレーションサービス「3D-FABs」の無償提供を開始した。
3D-FABsでは、造形する3D CADデータをユーザーがWebサイトにアップロードし、使用する材料と3Dプリンタ、希望納期などを入力すると、AIによる最適な造形の提案や造形の可否判定から、3Dプリントに必要な造形パターンを発見できる。また、さまざまなパターンで造形を繰り返しながら概算費用も確認できる。
ユーザー情報を登録すればすぐに利用でき、オンラインで24時間365日シミュレーションできる。造形条件は何度でも変更可能で、造形姿勢を変更するとサポート材が付く位置と量を調整できる。造形姿勢を確定した後は、部品として型番が発行され、データはアーカイブとしてWebサイト上に保存できる。
登録した型番を選択し、数量を指定すると計算書が作成される。複数の型番を同時に選択することも可能で、プリンタの造形スペースに1バッチで何個まで載せられるか確認できる。
試算表の内容が確定すると、正式な見積もりが同社から送付され、ユーザーが見積もり内容を確認した後、プリントの注文が受け付けられる。造形品は同社による後処理加工を経て、セキュリティ便で発送される。
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