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指輪型ウェアラブルデバイスを使った生産性管理アプリをリリース製造ITニュース

mignは、指輪型ウェアラブルデバイス「Oura Ring」を使用し、建設作業員の生産性を管理するソフトウェア「worum」をリリースした。Oura Ringを装着した作業員の活動や睡眠情報など、38項目のデータを取得して可視化し、管理に活用できる。

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 mignは2023年2月9日、指輪型ウェアラブルデバイス「Oura Ring」を使用し、建設作業員の生産性を管理するソフトウェア「worum」をリリースした。

 Oura Ringは、Ouraが開発した、長時間使用可能な指輪型のウェアラブルデバイスだ。worumはOura Ringから、装着者の活動アクティブカロリーや活動時間、活動回復時間、睡眠の時間や深度、睡眠平均心拍数など38項目のデータを取得して可視化し、作業員全体と個人それぞれの状態を確認できる。

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指輪型のウェアラブルデバイス「Oura Ring」 出所:mign

 建設現場を管理するケースでは、作業員は睡眠時を含めてOura Ringを装着し、現場責任者は個々のOura Ringから得られたデータを基にして、worumに登録した建設プロジェクトごとに作業員を管理できる。例えば、作業員の休憩時間や配置などを適正化する、工程を変更するなど、データを活用して生産性を向上できる。建設現場だけでなく、製造現場や物流などの分野にも適用可能だ。

 また、カスタマイズによってworumの活用範囲が広がる。「Apple watch」「Xiaomi」など、他のウェアラブルデバイスのデータを収集できるほか、機械学習を活用した事故リスク推定や、運送ドライバーのうたた寝防止などにも適用できる。

 利用の際は、Oura Ringを公式サイトから購入する必要がある。初期セットアップ料金と月額メンテナンス料金は、面談後の個別見積もりとなる。

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