DJ気分で三菱電機のリサイクル技術を学べる展示、ゲームで廃プラ選別技術を体験可能:リサイクルニュース(1/2 ページ)
三菱電機は、都内のイベントスペースで、ゲームなどの体験型アトラクションを通して、同社のリサイクル技術を学べる企画展示を開催している。
三菱電機は2023年1月25日、東京都中央区の「東急プラザ銀座」内にあるイベントスペース「METoA Ginza(メトアギンザ)」でメディア内覧会を開き、METoA Ginzaで企画展示「そだてるタウン―リサイクルDISCO リサイクルも、ターンテーブルも、まわせばハッピー ―」を同月26日〜2023年6月13日まで開催することを発表した。
専用アプリにより仮想空間上で再生プラスチックを製品化
今回の展示は、建物の2〜3階にあるイベントスペースで行われており、入場料は無料で営業時間は11時〜21時までで、マスコットキャラクターの「DJ工場長(通称リサイクル工場長)」が登場するゲームや展示物などを楽しみながら、リサイクルのために三菱電機が独自開発したリサイクル技術や取り組みを学べる。2階では、来場者が、プロジェクションマッピングで室内の壁面に投映した架空の街「そだてるタウン」で発生するプラスチック廃棄物をリサイクルするために、配布されたタブレットの専用アプリでDJ工場長が提出する3つのミッションを行う。
1つ目は、場内に配置された複数のプラスチック廃棄物からリサイクルできそうなものを3つ選び、専用アプリで各廃棄物に添えられたQRコードを読み込む。2つ目は、専用アプリの仮想空間上で、選んだプラスチック廃棄物を破砕し、プラスチック選別技術「比重選別」「静電選別」「X線選別」をイメージしたゲームで、破砕したプラスチックを、PP(ポリプロピレン)やPS(ポリスチレン)、ABS樹脂などに分別し、再生プラスチックとする。3つ目は、このように生成した再生プラスチックを、専用アプリにより仮想空間上で製品化し、そだてるタウンに還元した後、音楽ゲームを楽しめる。
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