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ビジョンセンサーにAIベースのOCR機能を搭載、反射面や非平たん面も容易に読み取り製造現場向けAI技術

コグネックス(Cognex)は、「In-Sight 2800ビジョンセンサー」の機能を拡張し、光学式文字認識機能を搭載した。反射面や低コントラスト面、非平たん面にある人間が読める文字を容易に読み取れる。

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 コグネックス(Cognex)は2022年12月23日、複雑な分類アプリケーションを解決するために設計された「In-Sight 2800ビジョンセンサー」の機能を拡張し、AI(人工知能)ベースの光学式文字認識(OCR)機能を搭載したと発表した。新機能を追加したセンサーは、2023年中に発売予定だ。

「In-Sight 2800ビジョンセンサー」の機能を拡張
「In-Sight 2800ビジョンセンサー」の機能を拡張[クリックで拡大] 出所:コグネックス

 新たに搭載した「ViDi EL Read」ツールにより、反射面や低コントラスト面、非平たん面にある、人が読める文字を容易に読み取ることができる。また、サンプル画像10枚を使用してモデルを数分でセットアップし、デバイスに直接展開できる。検査結果の精度は、信頼度スコアとして表示。学習した各文字の下に、リアルタイムで視覚的にフィードバックする。

 例えば、食品飲料業界では、湾曲面でも賞味期限を読み取れるため、鮮度を確認してリコール防止に役立つ。医療機器や製薬業界では、日付やロットコードを確認可能だ。物流施設では、さまざまな種類のパッケージに記載されたコードやテキストを解読できるとしている。

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