ガラスビルドプレート搭載の軽量コンパクトな家庭用3Dプリンタ、価格は5万円台:3Dプリンタニュース
APPLE TREEは、同社が日本総代理店を務めるFLASHFORGEの家庭用3Dプリンタの新製品「Adventurer3 Pro」の予約販売を開始した。プラットフォームには、造形物を簡単に取り外すことができるよう100℃まで加熱可能なガラスビルドプレートを採用。また、静音設計により造形時の稼働音を45dbまで抑えられ、快適に利用できる。
APPLE TREEは2022年6月14日、同社が日本総代理店を務めるFLASHFORGEの家庭用3Dプリンタの新製品「Adventurer3 Pro」の予約販売を開始したことを発表した。
Adventurer3 Proはシングルヘッドの熱溶解積層(FDM)方式3Dプリンタで、最大造形サイズは150×150×150mm、積層ピッチは0.05〜0.4mmとなる。ノズル径は0.4mm(その他、0.3mm/0.6mmのノズルに交換可能)で、材料はABS、PLA、PC(ポリカーボネート)、PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)、PETG-CF(PETGに炭素繊維を混合)などのフィラメントを利用できる。
Adventurer3 Proの本体サイズは388×340×405mmで、重量は9kg。FLASHFORGEの3Dプリンタ製品の中で最もコンパクトであった「Finder」(本体サイズ:420×420×420mm/重量:11kg/最大造形サイズ:140×140×140mm)よりも軽量コンパクトでありながら、最大造形サイズを広げている。
プラットフォームには、造形物を簡単に取り外すことができるよう100℃まで加熱可能なガラスビルドプレートを採用している。また、静音設計により造形時の稼働音を45dbまで抑えることが可能で、快適な利用環境を実現する。ノズルはワンプッシュで簡単に取り外せるため、他のノズル径への交換や目詰まりなどのトラブル対応&メンテナンスが容易に行える。
Adventurer3 Proの販売価格(税込み)は5万8300円。発送は製品入荷(2022年7月下旬予定)後、順次発送となる。
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