PowerPointのスライド作成で絶対に役立つリンク大全集：技術者のための資料作成とプレゼン講座（10）（4/5 ページ）

どんなに素晴らしい内容の発表でも、それが読み手や聞き手にうまく伝わらなければ意味がない。本連載では、技術者の皆さんを対象に、相手に伝わる発表内容の構成や資料の表現方法などについて伝授する。最終回となる第10回は、PowerPointのスライド作成に役立つ、筆者オススメのリンク集をまとめて紹介する。

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YouTube編（海外のチャンネル）

（画像：Shutter2U／iStock）

そして、筆者イチオシの海外（英語）のYouTubeチャンネルです。順序は、アルファベット順となっています。チャンネル登録者数と動画数は、2022年6月現在の数字です。

　アニメーション、モーフィングなど内容は豊富です。ハデな色彩のスライドが多い印象です。例題のスライドはパトロン（支援者）にならないと手に入れることはできません。しかし、操作方法は動画で確認できるので、トレースすることは可能です。

　タイポグラフィ（文字）中心のアニメーションが多数登録されています。文字と写真のコンビネーションによる演出なども解説。タイポグラフィの動画で使用しているスライドはダウンロードできるものもあります。

　明るくハデな感じのスライドの作例が多いです。タイポグラフィあり、インフォグラフィックスありで眺めているだけでもアイデアをもらえそうです。いくつかのスライドはダウンロードできます。タイトルに「Free」とあるものを目安としてください。

　アニメティックでハデな感じのスライドの作例が多いです。「Magic Window」とその応用である「X-Ray」のアニメーションは圧巻です。メカニカルの説明で、筐体、ハーネス、基板などで使えそうです。

　立体的なコンテンツのアニメーションが多いです。動画で使用しているほとんど全てのスライドをダウンロードできます。スライド内で使われているアセットだけでも価値があります。動画数も多く、更新頻度も高いチャンネルです。

　カラフルなインフォグラフィックスが中心のチャンネルです。動画で使用しているほとんどのスライドをダウンロードできます。作成過程の動画は解説が丁寧です。

　PowerPointのアニメーションやあまり使われないコマンドなどが紹介されています。数は少ないですが、PowerPoint以外にWordの小技の解説もあります。特筆すべきは、動画数の多さと更新頻度の高さです。解説は英語ですが、分かりやすい英語です。

　動画数は少ないですが、モーフィングが使えない古いバージョンのPowerPointで同じ効果を作り込んでいます。時に間違えながらの解説も好感が持てます。「KING KONG」のモーフィングと、「Space Hud design」がお気に入りです。

　シンプルではあるけれどダイナミックなアニメーションの動画が多いです。画面全体を使った色数2色のコンテンツは、いろいろと応用できそうです。いくつかのスライドはダウンロードできます。