「BricsCAD」の認定トレーニングセンタープログラムが世界に先駆けて日本で開始:CADニュース
DWG互換CAD「BricsCAD」を開発、販売するHexagon傘下のBricsysは、「Bricsys Japan認定トレーニングセンタープログラム」を世界に先駆けて日本で開始した。これに併せ、BricsCADの新規申し込みやセミナー受講費用が割り引かれる「スマートスタートキャンペーン」を実施する。
DWG互換CAD「BricsCAD」を開発、販売するHexagon傘下のBricsysは2022年6月1日、「Bricsys Japan認定トレーニングセンタープログラム」を世界に先駆けて日本で開始したことを発表した。
BricsCADは、2021年時点で全世界約45万本を出荷しており、日本では2008年から販売を開始。現在、製造や建設/建築、設計など、さまざまな業界や現場で利用されている。
同社は近年、「BricsCADに触れられる機会」や「BricsCADを習得する機会」に関する問い合わせが増えてきたことを受け、世界に先駆けてBricsys Japan認定のトレーニングセンターを開設することを決めた。
今回、トレーニングセンターの第1号として認定されたのは、CAD/CAM/CAEのトレーニングやテクニカルコンサルティングなどを手掛けるVOSTだ。なお、トレーニングセンターとして認定されるためには、Bricsys Japanによるトレーニング受講内容とトレーニング環境の審査に合格する必要がある。
一方、認定トレーニングの受講者に対しては、Bricsys Japan認定講座において、規定のトレーニングの受講を完了することで、修了証が発行される。
また、同社は認定トレーニングセンター開設を記念して、BricsCADの新規申し込みやセミナー受講費用が割り引かれる「スマートスタートキャンペーン」(実施期間:2022年6月1〜28日)を実施する。
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