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機械学習で研究開発を効率化、包装資材製造企業が支援サービス採用:製造IT導入事例
SUPWATの機械学習ツール「WALL」を、包装資材のリュウグウが採用した。同サービスを活用し、これまで作業員が経験により行っていた素材混合や設計の過程を、過去の開発記録と照合しながら機械学習する。
SUPWATは2021年12月28日、同社の機械学習ツール「WALL」を、包装資材の製造販売を手掛けるリュウグウが採用したと発表した。同社ツールの材料業界での導入は初になるという。
WALLは、製造業における研究開発の効率化を機械学習で支援するサービス。研究開発や設計、生産領域で蓄積したデータを活用し、業務プロセスの標準化を支援する。
リュウグウは、ポリ袋やポリシート類など、100種類以上の包装資材を製造販売している。環境負荷低減製品など、独自の配合技術などを実現するため、これまで多くの時間を研究開発に費やしていた。
そのため、包装資材の研究開発の効率化と高度化を目指し、機械学習ツールのWALLを導入。同サービスを活用し、これまで作業員が経験により行っていた素材混合や設計の過程を、過去の開発記録と照合しながら機械学習を行うことで最適化するなどで、研究開発工程を効率化。これにより、商品開発力が強化され得るという。
SUPWATは今後、同サービスの学習精度向上のため、研究開発データの取得や管理に関するコンサルティングサービスもリュウグウに対して提供するとしている。
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