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ノア/ヴォクシーが全面改良、OTAや遠隔駐車、二輪検知の自動ブレーキを搭載安全システム(1/2 ページ)

トヨタ自動車は2022年1月13日、「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジして発売したと発表した。TNGA(Toyota New Global Architecture)の「GA-C」プラットフォームを採用し、車高の高さを感じさせない上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現した。また、パッケージングと使い勝手の良さを深化させるとともに、先進装備を採用して商品力を高めた。

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 トヨタ自動車は2022年1月13日、「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジして発売したと発表した。TNGA(Toyota New Global Architecture)の「GA-C」プラットフォームを採用し、車高の高さを感じさせない上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現した。また、パッケージングと使い勝手の良さを深化させるとともに、先進装備を採用して商品力を高めた。

 デザインは、ノアが「堂々・モダン・上質」と「王道・アグレッシブ」の2つのキーワードを、ヴォクシーは「先鋭・独創」をテーマに個性を追求した。月間販売計画台数はノアが8100台、ヴォクシーが5400台となる。トヨタ車体の富士松工場と、トヨタ自動車の元町工場で生産する。

新型ノア(左)と新型ヴォクシー(右)[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

 税込みのメーカー希望小売価格は、ノアのエンジンモデルが267万円から、ハイブリッドモデルが305万円から。ヴォクシーはエンジンモデルが309万円から、ハイブリッドモデルが344万円からとなる。

最新のトヨタセーフティセンスを搭載

 新型ノア/ヴォクシーでは、機能を向上させた予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載する。

 プリクラッシュセーフティでは、車両や歩行者、自転車に加えて、昼間のオートバイも検知対象となった。交差点では、右折時に直進してくる対向車、右左折時に前方から横断してくる歩行者と自転車、右左折時に交差する車両やオートバイに対応した。また、緊急時にドライバーのステアリング操作をきっかけに操舵をアシストする緊急時操舵支援機能も採用している。ドライバーのステアリング操作がない場合に衝突の危険性が高いとシステムが判断すると、プリクラッシュブレーキと操舵制御を行うアクティブ操舵機能も設定した。

 トヨタ初搭載となる「プロアクティブドライビングアシスト」も採用している。運転状況に応じて、横断や飛び出しなどのリスクを先読みし、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようステアリングとブレーキ操作をサポートする。

 また、先方車や前方のカーブに合わせて減速操作をサポートし、ペダルの踏みかえ頻度を減らす。高速道路や自動車専用道路で、ドライバーのウインカー操作をきっかけに、車線変更のための操舵や周辺監視をサポートする「レーンチェンジアシスト」も搭載する。

横断しようとする歩行者に対するプロアクティブドライビングアシストの作動イメージ(左)。車線の端を歩く歩行者をよけて走るためのアシストも行う(右)[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

プリクラッシュセーフティの緊急時操舵支援機能では、車線を維持したまま衝突を回避するためのステアリング操作を支援する[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

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