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秩父神社所蔵の彫刻「つなぎの龍」のレプリカを高精細3D技術で製作:3Dプリンタニュース
原製作所、晃和ディスプレイ、ミマキエンジニアリングは、埼玉県秩父神社所蔵「つなぎの龍」の5分の1サイズの高精度フルカラー複製品を奉納した。高精度3Dスキャナーとフルカラー3Dプリンタを用いて製作した。
原製作所、晃和ディスプレイ、ミマキエンジニアリングは2021年10月25日、秩父神社(埼玉県秩父市)に、神社所蔵「つなぎの龍」の5分の1サイズの高精度フルカラー複製品を奉納したと発表した。神社境内内の秩父神社会館にて展示されている。
秩父神社では、2018年より彫刻の塗り直しを主とする本殿の改修事業を実施しており、今回、江戸時代初期の彫刻職人、左甚五郎作のつなぎの龍の修復を完了。3社はこれにあわせて、複製品を奉納した。
原製作所は3Dスキャンとデータ製作、ミマキエンジニアリングはフルカラー3Dプリント、晃和ディスプレイはショーケース製作を担当。3社ともに無償で実施した。
高精度カラー3Dスキャナーで彫刻の形状と色を詳細にスキャンし、取得したデータを基に、現物を忠実に再現した5分の1サイズのレプリカを高精細フルカラー3Dプリンタで造形した。
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