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シニア社員が「正直いや」なのは「自分の経験則が通じない」こと:キャリアニュース(1/2 ページ)
サイボウズ チームワーク総研が「シニア社員の職場との関わり」についての調査結果を発表した。回答者の76%が、職場の人に「気軽に話しかけてほしい」と考えており、「正直いや」な状況として、51%が「自分の経験則が通じない」ことを挙げた。
サイボウズ チームワーク総研は2021年8月12日、「シニア社員の職場との関わり」についての調査結果を発表した。同調査は企業などで雇用されている、55〜64歳の正規職員、派遣社員、契約社員、嘱託を対象としたもので、3093人から回答を得た。
初めに、職場の人からどのように接してほしいかを尋ねたところ、「気軽に話しかけてほしい」(76.4%)が最も多かった。次が「ITやトレンドなど新しい知識を教えてほしい」(52.7%)、「職場や仕事の未来について話したい」(47.1%)となっている。
次に、今後、自身が働く上で周囲から何を求められると思うかを尋ねた。その結果、最も多かったのは「年齢問わず、周囲との良好な関係性」(43.3%)だった。以下「判断力」(37.8%)、「自身のノウハウ(成功実績、豊富な経験)共有」(36.3%)、「コミュニケーション力」(36.1%)、「サポート力」(36.0%)と続いている。
前問と共に「今現在、自身に備わっていると思うこと」も尋ねた。「自身に備わっていること」と「周囲から求められること」のスコアを比較すると、上位項目である「年齢問わず、周囲との良好な関係性」「判断力」「自身のノウハウ(成功実績、豊富な経験)共有」「コミュニケーション力」「サポート力」「変化に対応する柔軟性」で差が見られた。
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