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第1弾は「移動式サウナ」、KDDIが未来の生活を実現する共創プロジェクト開始イノベーションのレシピ(1/2 ページ)

KDDIは2021年8月24日、10年後の社会を見据えたような新しいライフスタイルを取り入れた個人との共創を実現するプロジェクト「FUTURE GATEWAY」の開始した。またプロジェクトの第1弾として、移動式サウナプロジェクト「Hoppin'Sauna」の取り組みも発表した。

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 KDDIは2021年8月24日、10年後の社会を見据えた新しいライフスタイルを取り入れた個人との共創プロジェクト「FUTURE GATEWAY」を開始すると発表した。またプロジェクトの第1弾として、移動式サウナプロジェクト「Hoppin'Sauna(ホッピンサウナ)」の取り組みについても発表を行った。


Hoppin'Saunaのイメージ※出典:KDDI[クリックして拡大]

個人と企業の共創活動

 FUTURE GATEWAYは、ニューノーマル時代のライフスタイル提案に関した取り組みを行うKDDI総合研究所の研究拠点「KDDI research atelier」(東京都港区)と、先進的なライフスタイルを取り入れている個人、一連の取り組みに賛同するKDDIのパートナー企業の3者を基盤とする共創プロジェクトである。同プロジェクトはKDDIが「t'runnner(ランナー)」と呼ぶ、先進的なライフスタイルを実践する個人と、KDDIという企業による共創活動という点が大きな特徴である。


KDDI research atelierの取り組み※出典:KDDI[クリックして拡大]

 KDDIはFUTURE GATEWAYの活動を通じて、t'runnnerが求めるライフスタイルのニーズを掘り起こすとともに、そのライフスタイル実現に必要なテクノロジーの課題などをKDDI research atelierや実証拠点「FUTURE SPOT」での活動を通じて検証するとしている。また、FUTURE GATEWAYの開始と同時に、t'runnnerとなり得る個人の応募も募集開始している。


FUTURE GATEWAYの活動イメージ※出典:KDDI[クリックして拡大]

KDDIの木村氏※出典:KDDI[クリックして拡大]

 今回、個人との共創プロジェクトを開始した意図について、KDDIでKDDI reaearch atelier センター長を務める木村寛明氏は「数十年前までは大きな組織がプロダクトなどを通じて消費者に特定のライフサイクルを提供する、という図式が一般的だった。しかし昨今、SNSなどを通じて個々人の間でライフスタイルが自由なやり方で作り上げられて、それが社会に普及するという流れも生まれている。その中で企業に求められている役割は、テクノロジーを駆使することで、個々人が目指すライフスタイル実現に向けたハードルを下げることではないかと感じた」と説明した。

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