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5G通信で4K映像を伝送できるレファレンスデザインを開発組み込み開発ニュース

PALTEKは、5G通信で4K映像を伝送できるレファレンスデザインを開発した。このレファレンスデザインと5G SIMカードを用いた実証実験にて、1Mbps、10Mbps、20Mbpsの画像伝送レートで安定した画像送信ができることを確認した。

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 PALTEKは2021年5月6日、5G通信で4K映像を伝送できるレファレンスデザインを開発したと発表した。

 このレファレンスデザインは、ザイリンクスの「Zynq UltraScale+ MPSoC ZCU106 評価キット」とTelit Wireless Solutions(テリットワイヤレスソリューションズ)の5G対応通信モジュール「FN980」、HDMIによる画像入力で構成される。画像エンコードはH.265/HEVC、伝送プロトコルはSRTプロトコルを用いる。

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5G通信可能な4K映像伝送レファレンスデザイン(クリックで拡大) 出典:PALTEK

 PALTEKは、開発したレファレンスデザインとNTTドコモの5G SIMカードを用いて実証実験を実施した。神奈川県横浜市内の5Gネットワークから北海道函館市のグローバルIPアドレスに向けて、SRTプロトコルでの4K画像を伝送したところ、1Mbps、10Mbps、20Mbpsの画像伝送レートで安定した画像を送信できることを確認した。

 同社は今後、ローカル5G関連市場において、ハードウェアの提供だけでなく、端末の受託開発や顧客のサービス開発を支援するソリューションを提供する。

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