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さとうきびストローの「飲み心地」をオンラインイベントで伝える方法モノづくり総合版メルマガ 編集後記

これを機にマイストローを買いました。

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 この記事は、2020年9月24日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


さとうきびストローの「飲み心地」をオンラインイベントで伝える方法

 皆さん、「さとうきびストロー」を使ったことはありますか。私はありませんでした。「ナナナナ祭 2020」のオンラインイベントで体験するまでは。

 さとうきびストローは近年、台湾などを中心に使われているストローです。その名の通り、さとうきびの植物繊維で作られていて、一般的なプラスチックストローと比べると飲み口はかなり太めです。グラス1杯分のソフトドリンクなら数口程度で飲み干せてしまう、というと大げさですが、そのくらいのサイズ感はあります。

 普段使いのストローとしては、いささか使い勝手が悪いものの、タピオカのように大きな固形物が入った飲料用のストローとしては優秀で、台湾でもタピオカ用のストローとして重用されているようです。使用後は回収すれば肥料としてリサイクル可能。昨今、世界中で廃止論が強まるプラスチックストローの代替素材としても優秀だといえます。

 ……という話を自宅PCのリアルタイム配信で聞きつつ、私はさとうきびストローでアイスコーヒーをすすっていました。2カ月前のことです。

 ナナナナ祭は、パナソニックなどの企業が共同運営するスタートアップ支援施設「100BANCH(ヒャクバンチ)」が開催する周年イベントです。今回は、2020年7月7日から同年8月7日にかけて開催されました。

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