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板金モデリングとネジ追加をFreeCADのプラグインでサクッと試してみた無償3D CAD「FreeCAD」を使ってみよう(5)(2/5 ページ)

オープンソースの3D CAD「FreeCAD」をご存じだろうか。無償でありながら、3Dモデリング、メッシュデザイン、製図(ドラフト)、有限要素法解析(FEM)、レイトレーシング、ロボティクス機能など、標準機能がとにかく充実している。本連載では「FreeCAD 0.18」を用いて各機能の実際の操作や使用感を紹介していく。連載第5回では、標準搭載されていないプラグインのワークベンチの中から、板金の曲げを設計する「Sheet Metal」とネジなどを自動付加する「Fasteners」を取り上げる。

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曲げ部(立ち上がり)を追加する

 ここで、出来上がった平板の3Dモデルをクリックしてみると、幾つかのアイコンがアクティブになったことが確認できる。

画面上部にある「Sheet Metal」のアイコン類の幾つかがアクティブになった
図9 画面上部にある「Sheet Metal」のアイコン類の幾つかがアクティブになった [クリックで拡大]

 まずは「Extends a wall from a side face of metal sheet(板金の側面から壁を延長)」を選択する。曲げを追加したい部位のエッジを選択してから、アイコンをクリックすると、すぐに曲げ部(立ち上がり)を追加できた。フィーチャーツリーにも「Bend」が追加された。

曲げを追加したい部位のエッジを選択
図10 曲げを追加したい部位のエッジを選択 [クリックで拡大]
曲げ部(立ち上がり)が追加された
図11 曲げ部(立ち上がり)が追加された [クリックで拡大]

 なお、Sheet Metalの作業では、追加したフィーチャーがどんどんフィーチャーツリーの上の階層に追加されてアクティブになり、過去の形状が非アクティブになって履歴として残されていく。

 また、平板のベースを作ったときと同じように、曲げ部の高さはデフォルト値の10mmが勝手に適用される。変更は同じくフィーチャーツリーでBendを選択し、「プロパティ」ウインドウのパラメーター「length(長さ)」で行う。今回は「20mm」に変更した。

length(長さ)を「20mm」に変更する
図12 length(長さ)を「20mm」に変更する [クリックで拡大]
曲げ部(立ち上がり)が「20mm」に修正された
図13 曲げ部(立ち上がり)が「20mm」に修正された [クリックで拡大]

 lengthのすぐ下にある「radius(半径)」は曲げの内側の半径を意味し、ここではデフォルトの「1mm」のままとした。

 フィーチャーツリーでは、BaseBendの上の階層にBendが加わっているはずだ。なお、曲げを下側にしたい場合は、パラメーター「angle(角度)」の値を「−90」にすればいい。また、ベンドリリーフも設定可能だ。

angleの値を「−90」に変更し、曲げ部(立ち上がり)を下側に向けてみた
図14 angleの値を「−90」に変更し、曲げ部(立ち上がり)を下側に向けてみた [クリックで拡大]

 さらに、同様の手順で反対の端面にも曲げ部を追加した。ちなみに、このワークベンチではフィーチャーを延長する形でしか追加できないようだ。

反対の端面にも曲げ部を追加
図15 反対の端面にも曲げ部を追加 [クリックで拡大]

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