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中小製造業とモノづくり企業の取引マッチングプラットフォームを開始メカ設計ニュース

NTTドコモは、中小製造業とモノづくり企業の取引をマッチングさせる「製造業受発注マッチングプラットフォーム」のトライアルサービスを開始した。発注から支払いまで一連の取引をサポートする。

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 NTTドコモは2020年8月3日、中小製造業とモノづくり企業の取引をマッチングさせる「製造業受発注マッチングプラットフォーム」のトライアルサービスを開始した。2021年春に商用化を目指す。

「製造業受発注マッチングプラットフォーム」の特長とは

 本プラットフォームは、受発注企業をマッチングし、発注から支払いまで一連の取引をサポートする。AI(人工知能)を使用して、事前に受注側企業が登録した自社で製造できる加工方法、素材、サイズ、保有設備などのデータと、発注側企業の要件をマッチング。受注側となる中小製造業は全国から自社の強みを生かせる取引を獲得でき、発注側のモノづくり企業は全国の高い技術力を持つ中小製造業の中から、適切な企業を見つけて発注できる。

製造業受発注マッチングプラットフォーム
製造業受発注マッチングプラットフォーム(クリックで拡大) 出典:NTTドコモ

 一連の取引はインターネット上で対応し、受注側と発注側は取引上の不明点などを「チャット機能」によって直接確認できる。ドコモが取引における支払いや請求をまとめて行うため、個社ごとの口座登録や書面による契約書を取り交わす必要がない。

 キャッシュフロー安定化機能の実装により、発注側の検収処理された後の支払いが支払い保証によって保障される。商用化に向け、受注側の企業が支払いを早期に受けられる「早期現金化機能」も開発を検討中だ。

 トライアルサービスでは、商用化に向けて機能を限定したサービスを提供する。同時に、全国の製造業を対象に、発注企業と受注企業を募集する。プラットフォームの利用は無料、取引成立時には費用や納入が発生する。

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