この記事は、2019年10月11日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
コミュ障には協働ロボットは務まらない
最近、工場の取材などに伺うと「自律型AGV(無人搬送車)」の導入が本当に増えてきたと感じます。MONOistでは毎年「新年展望」として1年の動向を予測する記事を1月に掲載しているのですが、2019年の新年展望「工場自動化のホワイトスペースを狙え、主戦場は『搬送』と『検査』か」では「自律型AGV」が搬送自動化をけん引するという予測を示しました。
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