IPSパネル採用、4K解像度対応43型ディスプレイの先行予約販売を開始:CADニュース
ジャパンネクストは、4K UHD解像度の43型ディスプレイ「JN-IPS4302TUHD」の先行予約販売を開始した。どの角度から見ても色やコントラストの変化が起きにくいIPSパネルを採用し、上下左右178度の広視野角を誇る。
表示領域が広く、細部まで鮮明に再現できるディスプレイ
ジャパンネクストは2019年6月5日、IPSパネルを採用した4K UHD(3840×2160ピクセル)解像度の4K対応43型ディスプレイ「JN-IPS4302TUHD」の先行予約販売を開始した。通常価格は4万9980円となる(同月21日までは特別価格3万9980円)。
従来機種「JN-IPS4300TUHD」の後継機種で、4K解像度に対応した大型液晶モニターとなる。どの角度から見ても色やコントラストの変化が起きにくいIPSパネルを採用しており、上下左右178度の広視野角を誇る。また、10ビット、10.7億色表示パネルの採用で、画像をより鮮やかに美しく表示し、場面を問わず忠実に色を再現する。速い動きも、60Hzのリフレッシュレートにより滑らかに表現できる。
8W×2のステレオスピーカー、HDMI2.0×4ポート、USBポートを搭載し、パソコンや映像機器がなくても、USBに保存した画像や映像を表示できる。また、HDCP2.2対応で、4K動画配信サービスを視聴できる。
4Kの解像度は3840×2160ドットで、フルHD(1920×1080)の約4倍。そのため、4つのフルHD動画を同時に表示できるほど作業領域が広く、作業効率を大幅に向上する。
さらに、画数ピッチ(画素と画素の距離)を約0.24ミリまで縮めたことで、43型モニターで102PPIという高画数密度が可能になった。細部まで正確、鮮明に再現する。
外形サイズは971×620×205mmで、筐体はブラック1色となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- カラーマネジメントモニター3機種を新発売、ケーブル変更で接続が容易に
EIZOは、カラーマネージメントモニター「ColorEdge」シリーズの後継機種「CG2730-Z」「CG2420-Z」「CS2420-Z」を発売した。従来の広色域対応に加え、付属の映像信号ケーブルの変更により、一般的なPC出力端子との接続が容易になった。 - インテルCore Xシリーズ搭載のクリエイター向けミドルタワーPC、3機種を発表
エプソンダイレクトは、ハイスペックデスクトップPC「Endeavor Pro9000」をベースとしたクリエイター向けモデル3機種を発表した。 - 3Dプリントと3D CADソフトウェア向けのミドルタワーPCを発売
ユニットコムは、3Dプリント・3D CADソフトウェア「FUSION 360」向けデスクトップPC「SENSE-RA37-i7K-RNS Drafter 3D CAD」を発売した。グラフィックボードは、グラフィックメモリを大量に使用するFusion 360に適した「NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB GDDR5」を搭載した。 - 3D CADでの設計の肝はボトムアップとトップダウン
かつて2次元信者だったママさん設計者は、一体何がきっかけで3Dに覚醒したのか? 3D CAD導入による環境の変化と得られたメリットを交えてお話しながら、「3D化推進」の在り方について一緒に考えてみましょう。今回は、後編です。 - 設計者教育と3D CAD
機械メーカーで3次元CAD運用や公差設計/解析を推進する筆者から見た製造業やメカ設計の現場とは。今回は設計者教育と3D CADについて語る。 - オープンソースの無償3D CAD「FreeCAD」を使ってみた
ユーザー登録不要の無償CAD「FreeCAD」はモデリング以外の機能も盛りだくさん。一度覚えたら、今後のモノづくりの世界がぐっと広がること請け合いだ。今回はモデリング機能の一部を紹介する。