いすゞと日野が開発した国産初のハイブリッド連節バス、そのモノづくり力（後編）：メイドインジャパンの現場力（25）（3/4 ページ）

いすゞ自動車と日野自動車は2019年5月27日、両社で共同開発した技術を基にした「エルガデュオ」「日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス」の発売を発表した。本稿ではこれに先立ち、同年5月24日に開催された共同開発技術の発表会の内容を紹介。後編では連節バスに使用されている製造技術と工場について説明する。

[三島一孝，MONOist]

塗装ラインではまずロボットで自動塗装

　塗装ラインではまずロボットによる自動塗装を行う。

ロボットでの自動塗装の様子（クリックで拡大）出典：ジェイ・バス

複雑な部分は人手で塗装する

　細かい部分や複雑な模様など難しい部分については人手で塗装を行う。

複雑な模様など難しい部分は人手で塗装する（クリックで拡大）出典：ジェイ・バス

塗装後は艤装ラインへ自動搬送する

　塗装終了後は艤装ラインに自動搬送を行う。

艤装ラインに自動搬送する様子（クリックで拡大）出典：ジェイ・バス

艤装ラインでは天井上外装などを組み付けていく

　艤装ラインでは天井上外装などを組み付けていく。

艤装ラインで天井上にエアコンを組み付ける様子（クリックで拡大）出典：ジェイ・バス

内装などの組み付けも行う

　運転席や椅子、手すり、床材、運賃箱など、内装としてバスに必要な装備をそれぞれ設置する。

艤装ラインでは運転席など内装も組み付ける（クリックで拡大）出典：ジェイ・バス