パナソニックがコンビニ運営に踏み出し、ファミマは無人店舗をためらわず:イノベーションのレシピ(1/3 ページ)
ファミリーマートとパナソニックは2019年4月2日、パナソニックの佐江戸事業場(横浜市都筑区)の一角に建設していた、IoT(モノのインターネット)を活用する次世代型コンビニエンスストアの実現に向けた実証実験店舗となる「ファミリーマート 佐江戸店(以下、佐江戸店)」を報道陣に公開した。
ファミリーマートとパナソニックは2019年4月2日、パナソニックの佐江戸事業場(横浜市都筑区)の一角に建設していた、IoT(モノのインターネット)を活用する次世代型コンビニエンスストアの実現に向けた実証実験店舗となる「ファミリーマート 佐江戸店(以下、佐江戸店)」を報道陣に公開した。
佐江戸店では、パナソニック コネクティッドソリューションズ(CNS)社やパナソニック システムソリューションズ ジャパン(PSSJ)が開発したソリューションを導入しており、IoTを活用した各種デジタルデータによる高効率かつ高収益の運営と、地域に愛されるリアル店舗のデザイン構築など、次世代型コンビニエンスストア像の具現化に向けた共同実証実験を行う。また次世代型コンビニエンスストアの在り方について、ファミリーマートとパナソニックで共同検討を進め、さまざまな実験的な取り組みや検証などを行う予定である。
7つのソリューションを導入
現時点で導入しているソリューションは「顔認証決済/物体検知」「業務アシストシステム」「IoTデータマーケティング」「店内POP・電子棚札化」「モバイルオーダー」「対面ホンヤク」「イートイン・空間演出」の7つ。
顔認証決済/物体検知は、パナソニックが得意とする顔認証や物体検知の技術を用いて無人販売を行うシステムで、当初はパナソニック社員限定で実験を行うことになる。
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