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頭金なし満期後の買い取りなしで自家用車、「プリウス」が月額5万円から製造マネジメントニュース

トヨタ自動車は2019年2月5日、自動車をサブスクリプション方式で利用できる個人向けサービスを提供する新会社「KINTO」を設立したと発表した。出資比率はトヨタの完全子会社であるトヨタファイナンシャルサービスが66.6%、住友商事グループの住友三井オートサービスが33.4%となる。

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 トヨタ自動車は2019年2月5日、自動車をサブスクリプション方式で利用できる個人向けサービスを提供する新会社「KINTO」を設立したと発表した。出資比率はトヨタの完全子会社であるトヨタファイナンシャルサービスが66.6%、住友商事グループの住友三井オートサービスが33.4%となる。資本金は18億円で、本社は愛知県名古屋市に置く。

 サブスクリプション方式が個人リースや残価設定型クレジットと異なるのは、頭金の支払いが発生しないことや、満期後の車両の買い取りができない点だ。サービスは3年間でトヨタ車1台に乗る「KINTO ONE」と、3年間でレクサス車6種類を乗り継ぐことができる「KINTO SELECT」の2種類を用意する。いずれも、任意保険の支払いや自動車税、登録諸費用、車両の定期メンテナンスがパッケージ化されている。

 KINTO SELECTは2019年2月6日から、KINTO ONEは同年3月1日から東京都内のトヨタ販売店やLEXUS販売店でトライアルを実施する。全国にサービスを展開するのは2019年夏以降で、秋から対象モデルを拡大していく。

 対象モデルは、KINTO ONEが「プリウス」「カローラスポーツ」「アルファード」「ヴェルファイア」「クラウン」、KINTO SELECTが「ES300h」「IS300h」「RC300h」「UX250h」「RX450h」「NX300h」の中から6カ月ごとに乗り換えとなる。税込み月額利用料金が最も安いのはプリウスで4万9788〜5万9832円、最も高いのはクラウンで9万7200円〜10万6920円となる。安全運転やエコ運転など使用状況をポイント化し、支払いに充当できるようにするサービスも2019年秋から始める。KINTO SELECTの税込み月額利用料金は19万4400円。

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