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原子拡散積層造形法による金属3Dプリンタ「Metal X」を日本で出荷開始3Dプリンタニュース

3D Printing Corporationは、Markforgedの金属3Dプリンタ「Metal X」の日本国内での出荷を2018年12月より開始する。従来の10分の1のコストで、高強度・高密度の金属部品を造形できる。

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 3D Printing Corporationは2018年12月13日、Markforgedの金属3Dプリンタ「Metal X」の日本国内での出荷を同月より開始すると発表した。独自の技術「ADAM(原子拡散積層造形法)」により、高強度・高密度の金属パーツを短時間で設計通りに造形できる。

 ADAMは、金属粉末を樹脂に閉じ込めたフィラメントを使用して造形する。金属粉末が飛び散らず、粉塵爆発の心配もないため、安全に使用できる。造形の段取りに従来だと半日〜1日かかるが、フィラメントは5分程度しかかからない。コストについても、従来の金属3Dプリンタの10分の1に抑えることができる。

 ADAM方式では、サポートを使用せずにある程度の傾斜まで造形できる。また、従来の金属3Dプリンティング方式では困難だったパーツ内のインフィルやラティス構造を完全密封して造形でき、パーツを軽量化する。

 使用可能な金属材料は、ステンレス鋼やチタン、アルミニウムなど。幅広い材料に対応し、金属パーツの造形の種類の幅が広がる。

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金属3Dプリンタ「Metal X」(クリックで拡大) 出典:3D Printing Corporation
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幅広い種類の材料に対応 出典:3D Printing Corporation
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金属パーツの造形の種類の幅が広がる 出典:3D Printing Corporation

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