ニュース
AR/VR/MR分野で業務提携、ソフトバンク C&S、MCJ、ホロラボの3社:VRニュース
ソフトバンク コマース&サービス、MCJ、ホロラボの3社は、AR、VR、MRの各分野での業務提携に合意した。「AR CAD Cloud」の土木、製造、建設業界向けの販売、ホロラボのソリューション開発の支援などを行う。
ソフトバンク コマース&サービス(ソフトバンク C&S)、MCJ、ホロラボは2018年7月30日、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)の各分野での業務提携に合意したと発表した。「AR CAD Cloud」の土木、製造、建設業界向けの販売、ホロラボのソリューション開発の支援などを行う。
ソフトバンク C&Sとホロラボは、MRデバイスなどに向け、3D CADデータやBIMデータを自動変換するクラウドソリューションAR CAD Cloudの共同開発を進めてきた。今回の提携により、主に土木、製造、建設業界に向けてAR CAD Cloudの販売体制を整える。また、デバイスやソリューション、周辺サービスの導入提案を促進し、導入に向けた技術的なサポートやアドバイスを行う。
ソフトバンクC&SとMCJは、それぞれホロラボと資本提携し、ホロラボのソリューション開発を資金面で支援する。MCJとホロラボは、ハードウェアとAR、VR、MR分野のノウハウを相互利用する他、MCJがホロラボに製品を提供し、ホロラボの開発環境の向上を支援する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 2022年までのAR/VR関連の市場予測を発表、71.6%の高い成長を予測
IDC Japanは、2022年までの世界のAR/VRのハードウェア、ソフトウェア、関連サービスの市場予測を発表した。AR/VR市場全体を消費者向け分野がけん引し、それに小売業、組立製造業、輸送・運輸業が続くと予測した。 - VRとAIを活用した実証実験を開始、建築デザイン業務を最適化
ディヴァースは、東日本電信電話が提供する施設「スマートイノベーションラボ」で、AIとVRを用いた実証実験を開始した。建築デザイン業務の最適化や、コンクリートなどのひび割れ検出・予測などによるインフラ点検の自動化を目指す。 - VRによる顧客行動分析サービス、ユーザーの動向を瞬時に把握
スペースリーは、360度VRによる営業マーケティング支援ツール「セールス VR」の提供を開始した。独自の遠隔同期機能を活用したVR顧客分析機能により、コンテンツ配信後のユーザーの動向を把握できるようにした。 - 大型農機の展示にARを活用したIHIアグリテック、アフターサービスでも提案
IHIアグリテックは、「第34回国際農業機械展in帯広(第34回国際農機展)」において、農業機械の設計開発に用いた3D CADデータを活用したAR展示を披露した。会場に搬入できなかった大型の農業機械をARを使って来場客に紹介するとともに、部品の内部構造をARで示すことによりアフターサービスなどに活用できるコンセプト提案も行った。 - Dell EMCパートナーを対象にした支援プログラムを開始
デルは、Dell EMCパートナーを対象にした支援プログラム「デル ワークステーション・エリートパートナープログラム」を発表した。