ニュース
信頼して目的地までの運転を任せるということ:オートモーティブメルマガ 編集後記
遠回りされるんじゃないか、この運転手はヤバいやつなんじゃないか、と思っていると運転は任せられません。
信頼して目的地までの運転を任せるということ
タクシーに乗ると、必ずといっていいほど「ご指定のルートはありますか」と運転手さんから聞かれます。
ある日の夜、勤め先の紀尾井町で乗車し、「霞が関から首都高に乗ってください」と頼んだ時にもそう聞かれました。霞が関入口まで2つのルートを提示されましたが、指定するほどこだわりもないので運転手さんを信じてお任せしてしまいました。
その2つのルートはそんなに差があるのか尋ねてみると、運転手さんから「大差ないけれど、お客さまに確認する決まりなのです」と返事が返ってきました。運転手さんから見て所要時間の差がなくても、見知った道を通ってほしいとか、速いと思うルートを指定したいとかの理由で、人によって希望があるそうなのです。乗客の希望ルートを確認せずに走り出すとトラブルになることもあるとか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ≫モノづくり編集のこぼれ話
ラストワンマイルの移動を支えるバスとタクシー、「時代遅れ」から脱却するには
運輸業界のデジタルテクノロジー活用を推進する運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は、「TDBC Forum 2018」を開催。特別講演では、“地域公共交通プロデューサー”として旧弊な交通事業・サービスの革新と公共交通の育成に取り組む名古屋大学大学院 環境学研究科 教授の加藤博和氏が登壇した。創業100年の路線バス会社の危機感、自動運転車で実証実験をスタート
SBドライブと岡山県内で路線バスを運営する宇野自動車は、自動運転バスのサービス実用化に向けた実証実験を開始する。