ニュース
多彩な入出力信号に対応する49型の手術室向け画像表示モニター発売:医療機器ニュース
EIZOは、49型の手術室向け画像表示モニター「CuratOR LX491W」を2018年5月14日に発売する。フルHD解像度モニター「LX490W」の後継機種で、対応する映像信号形式が増えた。
EIZOは2018年3月22日、49型の手術室向け画像表示モニター「CuratOR LX491W」を同年5月14日に発売すると発表した。術野映像や検査画像、生体情報を同時表示できるフルHD解像度モニター「LX490W」の基本性能を踏襲しつつ、対応する映像信号形式を増やし、接続できるシステムの幅を広げている。
LX490Wに対応するHD-SDI映像信号を、より高品質な映像を伝送する3G-SDI映像信号にアップグレード。3G-SDI映像信号を使用することで、30mの長距離でも解像度フルHD(1920×1080ドット)、フレームレート60Hz(画面を1秒間に60回書き換え)の映像信号を安定して伝送する。3G-SDIやDVI、Composite、S-Video、VGAといった多彩な映像信号に対応し、手術室内のさまざまなシステムに接続できる。
また、同社独自のForce Mode機能を搭載。特殊なアナログ信号を出力する旧世代のシステムと接続できる。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 画像の読影効率を向上する、30型ワイド6メガピクセル医用モニター
EIZOは、30型カラー医用画像表示モニター「RadiForce RX660」を発表した。対角30インチのワイド画面上に、600万画素(6メガピクセル)の情報量を表示できる。発売は2017年2月15日で、価格はオープンとなる。 - 医療用画像などをクラウド環境で安全に共有できるサービス
ネットチャートは、医療用画像や医師による所見などをクラウド上で安全に共有できるサービス「Cloud Radiology Service クララ」の提供を開始すると発表した。遠隔地の診療所や施設とデータの共有ができるため、地域医療連携を促進する。 - 1000cd/m2の輝度を備えた27型液晶モニター、手術向けにソニーが発表
1000cd(カンデラ)/m2の高い輝度と、1000:1の高いコントラストを備えた27型液晶モニターは、手術室の明るい照明の下でも光の干渉を受けにくい。そのため、鮮明な画像を安定して表示することができる。 - 4K対応の幅広い医療用映像機器を発売
ソニーは、4K解像度の高精細な映像記録・伝送・再生に対応した医療用映像機器として、4K液晶モニター、4Kレコーダー、ネットワーク経由でデータを管理するコンテンツマネジメントシステムを発表した。 - 4K映像で遠隔地から手術の指導が可能に、2時間の血管内治療で実証実験
金沢大学、和楽仁 芳珠記念病院、PFUビジネスフォアランナー、EIZOは共同で、遠隔地の病院間で4K映像伝送を用いた血管内治療・遠隔医療指導の実証実験を実施した。