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NECと富士通の店舗で働くロボットが進化、台数が増えたりスリムになったりリテールテックJAPAN2018(1/2 ページ)

「リテールテックJAPAN 2018」に出展したNECと富士通が、小売店舗でのロボット活用に関する提案展示を行った。両社とも、前回の「リテールテックJAPAN 2017」からさらなる進化を遂げていた。

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 流通業のサプライチェーンとマーケティングを進化させるIT機器・システムを紹介する展示会「リテールテックJAPAN 2018」(2018年3月5〜9日、東京ビッグサイト)に出展したNECと富士通が、小売店舗でのロボット活用に関する提案展示を行った。両社とも、前回の「リテールテックJAPAN 2017」の展示からさらなる進化を遂げていた。

NECはロボットが1台から3台に

 NECは、売り場チェックロボット、ピッキングロボット、商品搬送ロボットという3つのロボットを使った店舗の業務支援システムを展示した。売り場チェックロボットは売り場の陳列棚の欠品と値札の価格間違いをチェックし、ピッキングロボットは欠品商品をピッキングし商品搬送ロボットに載せる。商品搬送ロボットは、欠品商品を補充する陳列棚までの搬送を行う。店舗の従業員は、これらのロボットの情報をスマートフォンで確認でき、欠品商品の棚への補充などを効率的に行える。

NECの店舗の業務支援ロボットシステムの展示
NECの店舗の業務支援ロボットシステムの展示。手前の白いロボットが売り場チェックロボット、奥側にあるアームロボットがピッキングロボット、青い棚を載せているのが商品搬送ロボットだ(クリックで拡大)
店舗の業務支援ロボットシステムの概要店舗の業務支援ロボットシステムの管理画面 店舗の業務支援ロボットシステムの概要(左)と管理画面(右)(クリックで拡大)

 前回のリテールテックJAPAN 2017では、店舗の天井に設置したカメラで陳列棚の欠品を検知し、その情報を基に店舗の従業員が欠品商品をピッキングし商品搬送ロボットに載せていた。今回は、新たにロボットを投入することで欠品の検知と併せて値札の価格間違いのチェックが可能になり、ピッキングもロボットで行えるようになった。

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