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IoTトイレが乗っ取られたら漏れる、あの情報――TOTOとNTTコムらの実証実験:製造業IoT(2/3 ページ)
NTTコミュニケーションズは総務省より受託したIoTセキュリティ基盤の実証実験におけるテーマの1つである「スマートホーム」に関する成果視察会をTOTO 茅ケ崎工場で開催。実機を使用してIoTトイレの乗っ取り対応のデモを披露した。あの情報も漏れる恐れがある。
IoTトイレにおけるセキュリティ対策
一般的なIoTシステムで想定されるセキュリティリスクとしては、以下を挙げた。
- IoT機器の乗っ取りやなりすまし
- IoT機器の盗難
- ID流出や外部からのサービスに対する不正アクセス
- IoT機器からの送信情報の盗聴
今回のシステムでは、見える化のメリットがある半面、そのデータが悪用される可能性がある。データ改ざんや情報流出により、詐欺の情報源にされたり、空き巣に入るタイミングを探られるなどのリスクが想定される。
今回は、実機を使用してIoTトイレの乗っ取り対応のデモを披露し、IoTセキュアゲートウェイがIoTトイレからの不正データ送信を未然に食い止める仕組みについて説明した。
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