最適な歯磨きを実践できる歯磨き見守りサービスを発売:医療機器ニュース
オムロン ヘルスケア、ミック、ハイミン・エンタープライズは、歯磨き見守りサービス「Curline」を共同開発し、2017年11月8日より発売する。歯科医が処方した磨き方を音波式電動歯ブラシに登録することで、最適な歯磨きを実践できる。
オムロン ヘルスケアは2017年10月3日、ミック、ハイミン・エンタープライズと共同で、歯磨き見守りサービス「Curline(キュアライン)」を開発したと発表した。同年11月8日に販売を開始する。歯科医が処方した磨き方をオムロンの音波式電動歯ブラシ「HT-B570T」に登録し、スマートフォンで確認しながら歯磨きすることで、個々に適した歯磨きを実践できる。3人以上の登録で、歯科医院クラウド利用料1000円/月が必要となる(2人までは無料)。
Curlineでは、まず、歯科医が患者の磨き残しの箇所や磨き方の癖などを確認し、最適な磨き方を処方する。これをPCソフトに入力し、小型位置検知センサーを搭載した音波式電動歯ブラシ本体に登録する。
患者は、登録された最適な磨き方を専用アプリでスマートフォン上に表示させ、そのガイドに従って歯磨きを行う。歯ブラシ本体に、歯磨き中の歯にブラシを当てる角度や磨く強さ、時間などのデータが記録されるため、歯科医の処方通りに磨けているかを後からアプリで確認できる。
記録した歯磨きのデータは、クラウド上の「歯みがきデータ分析システム」へ蓄積し、歯科医院のPCと共有する。次回の通院時には、共有した情報を見ながら歯科医と患者が一緒に磨き方をチェックし、改善できる。
HT-B570Tは、電動歯ブラシ本体に小型位置検知センサーを搭載し、磨いている位置や歯ブラシの角度を感知する。歯磨き中は、センサーが登録した角度通りに正しく磨いているかを検知し、角度がはずれると本体のアラートランプが赤く光る。
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