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医療用のクラウド型脳波解析システムを提供開始医療機器ニュース

NTTデータアイと日本光電工業は、医療用のクラウド型脳波解析システム「NATESAS(ナテサス)」を2017年4月から全国の医療機関向けに提供開始する。脳波計で計測した脳波データを分析し、脳活動の状態を可視化するシステムとなる。

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 NTTデータアイと日本光電工業は2017年3月6日、医療用のクラウド型脳波解析システム「NATESAS(ナテサス)」を同年4月から全国の医療機関向けに提供開始すると発表した。

 NATESASは、脳波計で計測した脳波データを分析し、脳活動の状態を可視化するシステム。データベース化した脳疾患患者群と健常者群の脳活動情報の特性を検査対象の患者の脳活動情報と対比し、その結果を踏まえて、脳活動情報を可視化したカラーマップや数値化した類似性評価結果を作成する。これにより、より直感的で分かりやすい形で医師が患者の脳活動の状態を確認できるようになるという。

 同製品の利用には、日本光電製の脳波計、脳波計レビュープログラム、ネットワーク回線、PCなどが必要になるが、専用の検査機器は不要。2020年度に医療機関500施設への導入を目指すとしている。

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